iPadライフ

ipadを使ってのお絵描きやらなにやら。

クラウドを使わずiPad⇄PC間でクリスタデータを共有する方法②

↓↓数年前にこのような記事をアップし、定期的に一定数のアクセスがあるんですが… www.yokonote.com

あれからDocumentsのUIデザインもだいぶ変わリました。 今年2025年上旬には iPad proのデータを全てぶっ飛ばしてしまうという事件も起き、データの保存方法についても変化がありました。というわけで、 2025年11月現在もリンクステーションNASを使用していますが、具体的にどのような方法でクリスタデータをやり取りしているかを書きたいと思います。


目次

  • [1] DocumentsとNAS(リンクステーション)を繋ぐ〜iPadの設定〜
  • [2] iPadのクリスタデータをリンクステーションNASにアップロードする
  • [3] ブックごとではなく単ページごとにアップする場合
  • [4] NASからclipファイルをiPadにダウンロード
  • [5] USBメモリフラッシュ(東芝)を使う方法

環境
Wi-Fi
Win11(ノートpc)
iPad Pro M4(←クリスタサブスクIN)他…

アプリ
Clip Studio Paint
Documents(無料)


ストレージ
BuffaloリンクステーションNAS(1TB)
iCloud50GB(月額150円)

東芝USBメモリフラッシュ(64GB)


※リンクステーションはBuffaloの電話サポートがしっかりしていてそこが気に入っています。設定もわからなくなったらすぐ電話で聞けます。


事前準備

  1. リンクステーションNASをパソコンにインストールし設定
  2. iPadにDocumentsアプリをインストール(無料)
  3. NASを立ち上げておく
  4. DocumentsアプリからNASにアクセスする

…これだけです。この記事では上記4の手順と、実際にiPad⇄NAS間でのやりとりについて説明します。

※リンクステーションのアプリはあまり使い物になりません。そのため今回の記事では使用しません。しかしiPad(iPhone)から写真をNASに吸い取るのには向いています。写真をリンクステーションにアップしたい場合はインストールするといいと思います。
www.buffalo.jp


[1] DocumentsとNAS(リンクステーション)を繋ぐ〜iPadの設定〜

iPadの設定画面
歯車アイコン→設定→プライバシーとセキュリティ→ローカルネットワークのDocumentsオンにする

Documentsアプリの設定 Documents「接続先を追加」の+を押す→Windowsマークを選ぶ→IPアドレス入力欄が出てくる

PCのリンクステーションアプリNAS Navigator2を開き、そこに記載されているIPアドレスiPadのDocumentsアプリに入力する

iPad DocumentsからNASホルダーを操作できるようになる。 ※一度接続すれば次回から左サイドのメニューにNASIPアドレスが表示されるようになります。


[2] iPadのクリスタデータをリンクステーションNASにアップロードする

【手順】
- (1) ファイルアプリ>Clip Studioのホルダ>該当ファイルを選ぶ→Documentsに共有
- (2) DocumentsからNASにアップロードする

(1) iPadの「ファイルアプリ」を開く>メニューの「このiPad内」>Clip Studioのホルダを開く

クリスタデータ(EX)の「blog用画像」ホルダを画面右上から「選択」し、下の「共有」を選ぶ。(この「blog画像用ホルダ」はクリスタEXのブックデータ。ホルダの中はcmcファイルとページの枚数分のclipファイルが入っている)

(2) DocumentsアプリのInboxに「blog用画像」ホルダが共有された。

アップしたいファイルの欄の右端、3点マークを押すとポップアップ画面が出るので「アップロード」を選ぶ。

新たなポップアップ画面が出るのでアップロード先のホルダを選んで「アップロード」を選ぶ。

黒い表示↑「アップロードしました」が出たら完了。 NASにクリスタデータをコピーすることができました。おしまい。簡単。圧縮もいりません。

※アプリのバージョンにより3点マークだったり「選択」だったりします。位置も「共有」が上だったり下だったりしますのでご注意。


[3] ブックごとではなく単ページごとにアップする場合

クリップスタジオペイントEXの場合、新たに追加したページだけをNASに保存したいケースも多々あります。そういう場合はアップしたいページ(clipファイル)のみを選択しアップロードすることで時間短縮になります。手順は同じ↓(画像はiPad内の様子)右上3点マークから「選択」を選び保存したいデータを選んでアップロード。

【まとめ的画像】
【補足】ただしこの場合、保存したファイルはブック(cmc)内のページとして読み込まれません(clip単体は問題なく開けるが)。ひとつのブックとして保存するには、クリップスタジオペイントのメニューから新しく追加したclipファイルを読み込む作業が必要になります。【クリップスタジオペイントのメニューバー→ページ管理→ページを読み込む で追加したclipファイルを読み込めばOK】

※アプリのバージョンにより3点マークだったり「選択」だったりします。位置も「共有」が上だったり下だったりしますのでご注意。


[4] NASからclipファイルをiPadにダウンロード

逆にリンクステーションNASからiPadにclipファイルを保存するにはどうするか?
PC側で1ページ新規に作成し、それをNASに保存→iPad側で読み込んでみます。(通常クリスタ等でお絵描きするときはNASからPCのデスクトップなりに移してから作業します)

【手順】
- (1) 新しくファイルが追加されたクリスタデータをNASに保存
- (2) iPadのDocumentsからNASを操作しダウンロードする

(1) NASに保存

【この追加したページ(clipファイル)をiPadクリスタに読み込みます】

(2) 次にiPadのDocumentsアプリからNASにアクセスします(①)。
右上3点マークから選択を選び(②)、新しく作ったclipファイルにチェックを入れます(③)。

選択したら左側メニューの「共有」でクリスタで開くことができます。(DocumentsのInboxに保存した場合も、3点マークから選択してクリスタにClipファイルを共有することができます)

iPadのクリスタで共有した様子。

共有からClipファイルが開かれると自動的にiPad内のClipStudioホルダの中にデータ(clipファイル)保存されます
同じブック(cmc)にまとめたいときはクリスタの「ページの読み込み」を使います。

また、ブック(ホルダー)ごとiPadに移すこともできます。同じ手順でDocuments画面のNASからホルダごと選択し「共有」→ポップアップ画面の「“ファイル“に保存」→メニュー欄の「最近使った項目」にClip Studioがあればそれを選んで「保存」。出てこなければiPad内の何らかのホルダにとりあえず入れて、そこからClip Studioホルダに「移動」します。Clip Studioホルダに入れることができればcmcファイルからブックごと立ち上げることもできます

このようにDocumentsアプリを通してNASとiPadでやり取りができるようになります。

※アプリのバージョンにより3点マークだったり「選択」だったりします。位置も「共有」が上だったり下だったりしますのでご注意。


[5] 外付けUSBメモリ東芝)を使う方法

Wi-Fiのない環境、あるいは急いでいて操作に手間取りそうなときなどは外付けのUSBメモリが便利です。iPadやiPhoneでの接続がライトニングだったりType-Cだったり、そしてPCはUSB(Type-A)が多いと思います。そういうときに互換性のあるUSBメモリがあると便利なんですが、実に不良品が多いです。
そんな中、ついに理想のUSBメモリを見つけました。

iPad(iPhone)での使い方が通常のUSBメモリとは少し違って、接続時はファイルアプリ画面のメニューにアイコンが出ます。それをクリックするとメモリの中に入れます。

外国製や国産でも(エ●コムとか)この互換性のあるUSBメモリは使えないものが多い中(反応しなかったり挙動が不安定だったり)、唯一この東芝のがヒットでした。クリスタデータもバッチリやりとりできました。ただしこのメモリのType-CだけはiPadで反応しなかったので、たまたま持っていた他社のUSBメモリの付属品をこのメモリのUSB(Type-A)コネクタに接続することで使うことができました。もちろんPCでも全く問題なく使用できます。ライトニングも。

外出時に重宝してます。おすすめです!


終わりに:

以前はセルシスクラウドは使用してなかったんですが、あまり重要ではないが いざというときあったらいいなくらいのファイルは同期するようになりました。あくまで補助的に使用しています。また、全データがぶっ飛んでしまった事件からiCloud 50GBを申し込んで(月額150円)使うようになりました。が、クリスタは同期していません。容量を食ってしまうのでやはり保存はNASを使うようにしています。しかしiCloudの容量を大きくしたことで、頻繁にDocumentsの共有ホルダを使用できるようになりました。一時的にデータを置いておいたりなどNASを立ち上げてなくても使えるのが便利です。これについてはまた機会があれば書いていきたいと思います。